ポルカ オブ ザ バタフライ

2025.07.27-08.02


07.27(日)

自宅に朝から大工さんがやってきて、ベランダに縁側を作る作業。

その間ずっとソファにゴロゴロと座り、iPadで最近お気に入りの子供向けドラマ、昔で言うポワトリン的な、勧善懲悪、女子グループが主人公のやつ、を延々と観ている娘。なぜかこのドラマは女子同士の秘密であり、ママとふたりでこそこそ言いながら観ている。わたしが近づくと「きゃあああ、みないでええ」と楽しげに騒ぎ立てるので、おれはこの家では完全に男子である。まあどこでも大体、男子なんだけど。

夕方、大方の作業を終えて、大工さんが帰る。激烈に暑い中、そして激しい腰痛を発症している中、ありがとうございました。

晩飯は貰い物の干物。旨い。

07.21(月)

七五三のお写真撮影当日。

娘は自分で選んだ和服とドレスの2パターンの衣装を着付けてもらい、まるでモデルのような出で立ち・振る舞いで、カメラマンによる数々のポージング指示に答えながら、キャッキャッと写真を撮られていた。4年前のときは、着付けや髪結、メイキャップなどの間も、退屈を凌げるようにアンパンマンのDVDなどを観させられていたが、今回は髪やメイクを楽しんでおり、メイク担当や着付け担当の女性、アシスタント含む写真撮影班の皆さんとかなり良好なコミュニケーションを取り、撮影に挑んでいた。

非常に楽しかったとのこと。

ドレス、メイクの写真は異常に大人びており、わたしたち夫婦含めたその場にいた大人みんなが、「結婚式の前撮りでは?」という印象を受けた。

わたしたちも和装を着付けてもらい、家族写真も撮影。

次は成人式、13年後か。

07.22(火)

娘と東京デート。

日本橋の美術館を2軒ほどめぐり、丸善でドラえもんの漫画を大量に購入。わたしは、先々月あたりに没入した「ドロヘドロ」の作者による新作「大ダーク」を既存新刊まで全巻購入。

丸善の4階にある食堂にて、遅めの昼食。一時期、このビルディングに仕事で来ることがあり、その際によく食べていた「ハヤシライス」を一緒に食べる。彼女はモンブランとココア、わたしはミルクレープとアイスコーヒーもつけて。

楽しかったらしく、帰宅後、妻にテンション高く「きょうのできごと」を語り続け、とても疲れているというのに、まったく眠らなかったらしい。

07.23(水)

朝から津波警報。

07.24(木)

07.25(金)

07.26(土)

BRAKE ON THROUGH TO THE OTHERSIDE.

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コピーキャットブルース

2025.07.20-07.26 07.20(日) 前日の疲れもあり、何もしたくない日。 昼、猛暑のなかで蕎麦を食い、家族で駅ナカで食材を買う。 本屋をひやかし、何冊か購入。娘がだいぶ文字をすらすら読めるようになってきているので、ひとりで読めるような本を選んで買う。なんか女子女子しいやつを選んでいた。 国政選挙の結果が気になりつつも、21時に寝落ち。 07.21(月) 今日は、午後からプールへ行く日。 一昨日の縁日イベントで、久しぶりの再会を果たした保育園時代の同窓生たちと約束した、プールへ行く日なのだが。 「プール、行きたくない」 が、朝からはじまり、夫婦揃ってげんなり。 結局、妻がなだめすかし、連れて行ったというので、わたしも動向が気になり、昼食後にプールに寄ってみる。 友人らがキャッキャッとプールの中で遊んでいる岸辺(プール・サイド)に、洋服のまま立ちすくみ、泣いている人を発見。傍らに困り果てたワイフの姿。 とにかく「プールに入りたくない」の一点張りで、一切の譲歩・妥協を許さない。じゃあ帰るのか?

雨霧の向こう側

2025.07.13-07.19 07.13(日) 気が狂うような猛暑が落ち着き、三日目。どうやら南の果てでは台風が発生しているようだが、とにかく、おもてが歩きやすい。 布団しきっぱなしでダラダラと映画を見て日中を過ごし、夜。 妻が会食ということで、娘と二人で彼女が愛するB・キングへ。 「次は番号札何番が呼ばれるでしょうか」ゲームをしながら、ジュニアサイズのバーガーを2つと、娘の残したチーズバーガーの欠片をジンジャーエールLサイズで流し込む。たまに食うと美味い。「身体に良い」とされていることだけを続ける生活というのも、人生の色気に欠ける。健康は大事だが、“暮らし”を疎外してまで追い求める健康というのは、もはやカルトである。「毒も喰らう、栄養も喰らう、両方美味いと感じて血肉に変えるのだ」と、その昔、地上最強の生物も言っていた。 だから、わたしは、娘がフライドポテトをカルピスにヒタヒタに浸して食べる癖を咎めない。 07.14(月) 午後。 下校後の娘。あきらかに虫の居所が悪そうな日。 宿題が終わったから見て、というので見てやり、算数の計算間違いを1問だけ指摘すると、

メスカリ漬けの猫

2025.07.06-07.12 07.06(日) LIFE史上、初の弾き語りでの、LIVE。 H町にある喫茶Mにてイカしたイベントのオープニングアクトとして30分のステージを任せてもらったので、実演。 会場の雰囲気や録画いただいた動画などを見るに、前座としての火付け・焚付けなど、やるべき仕事はきちんとやれたように思う。まあそれ以上に、個人として非常に楽しかったし、自信もついた。 語るべきことはたくさんあるのだが、やはり「一曲目から泣いてしまいました」という初見のお客様がいたことが、ハイライト。むしろこちらが泣いてしまいそうだった。空白期間はありつつ、わりと長いこと詩を作ったり歌ったりしてきた中で、「今夜はフロアを沸かせたぜ、あちき」という経験はあるけれど、泣いてもらったのは初めてだったから。涙がこぼれそうであった。 その後、この喫茶の土地主である御年94歳のレディとレゲエミュージックで手を取りながら踊り、 「あんた、わたしと踊ったからね、長生きするわよ」 と、耳元で囁かれる。 人というよりも、神木とか大きな樹木に近い匂いを感じた。 キープ・オン、ロックンロール。

熱帯夜とワインハウス

2025.06.29-07.05 06.29(日) めちゃくちゃゴロゴロしているサンデー。 娘はタブレットで新しいアニメーションを発見したらしく、今日はパジャマ・デイにすると言い、ずっと寝巻のまま、アニメを見ている。わたしも彼女とほとんど変わらない感じで敷きっぱなしのお布団でゴロゴロしながら、阿佐田哲也の若かりし頃を描いた、むかしに流行った漫画を読んでいる。房州さんに痺れている。 時折、コミュニケーションを取ろうとリビングに行き、そんなに夢中になって、どんなアニメを観ているの。と、尋ねてみたけれど 「パパには見せません!音も聞いてはダメです!」 と言って、夜中にこっそりトゥナイト2を観ていて、親が突然部屋に入ってきたときのような反応で、タブレットを隠すものだから、実際、外は暑いし、娘もわたしも微妙に風邪っぽいし、何もすることがなく、自分の部屋で、雀鬼たちの手に汗握る駆け引きをずっと追いかけている。山本晋也カントク、元気かな。 妻は、この緩やかな軟禁的週末に耐えかねている。 06.30(月) 午後。 ずいぶんと先方の機嫌が良いので、ふたりでアイスを食べに行く、放課後